日々の暮らしの中で、自分だけでは解決できない問題が起きた時、気軽に助け合える人間関係があったらどんなにか心強いでしょう。
らいふえいどは、老いても、障がいを持っても、病気をしても、幼児や赤ちゃんを抱えていても、男女を問わず自分らしく、豊かに生きていきたいと、市民が自主的に作りあげた非営利の在宅支援の福祉サービス団体です。
ACTとともに、助けあいの輪を小平に広げていきます。
<ワーカーズ・コレクティブとは>
自分たちの住む地域を中心に、自分たちの欲しいサービスを「市民事業」として自分たちの手で生み出し、雇う・雇われるという関係ではなく、働く者同士が共同で出資して、それぞれが事業主として対等に働く労働者協同組合のことです。
そのような考え方のもと、私たちは一人ひとりが責任をもって事業を行い、月1回の定例会はメンバー全員が参加して、事業・地域活動などについて話し合います。
また活動を通して地域に今、今後何が必要なのかを探し、自分たちが住んでいる地域をどんなところにしたいか活動しています。らいふえいどの理念は、「相互扶助」。
昔、子育てが大変で近所の方にずいぶん助けられました。
その時「お世話になってお返しできませんね」ていった時その方が「私に返さなくても良いですよ。私も大変なときに皆さんにお世話になったので今あなたを通してお返ししています。だからあなたも出来る時が来たら別の方に返してあげて」
これが本当に助け、助けられかなと思います。
「らいふえいど」の意味は、らいふ:生活・人生、えいど:助けるという意味。
当時の準備委員会のメンバーで話し合い、決定しました。
ちなみにカタカナだと固い感じがするとの意見が多く、ひらがなになりました。
<特定非営利活動法人 設立趣意書>
日々の暮らしの中で自分の力だけでは解決できない問題が起きたとき、気軽に助け合える人間関係があったら、どんなにか心強いことでしょう。核家族化が進み、女性の就業率が上がり、少子高齢社会になっていく中で、私たちは人と人との関係を大切にし、地域の中でそれぞれの知恵と力を出し合いながら、様々な問題を解決し、「誰もが安心して人間らしく、豊かに暮らしていける街」をつくって行きたいと考えています。
そんな思いから、1998年1月に私たちは、お互いがサービスの担い手となり、時には受け手となる一人二役の精神で、民主的な運営を大事に「たすけあいワーカーズらいふえいどin小平」を設立しました。日常生活の経験や技能、労力を出しあい、地域の中で支え合いと、社会支援の必要性を打ち出しながら活動してきました。この2年間の任意団体としての実績をもとに、市民事業としての姿勢を整え、ここにNPO法人格を取得致します。
私たちは「老いても障がいをもっても、病気をしても、幼児や赤ちゃんをかかえても、男女を問わず、人間らしく豊かに生きていく」ことを目指します。公的介護保険制度の導入にあたり、私たちは社会に貢献する一組織として、この介護保険制度へも参画していきます。
「安心して暮らせる地域づくり」のために、特定非営利活動法人として、非営利の市民事業を成り立たせ、より豊かなたすけあいのしくみを築いていきます。(2000.5)
<らいふえいどin小平 設立趣意書>
日々の暮らしの中で自分の力だけでは解決できない問題が起きたとき、気軽に助け合える人間関係があったら、どんなにか心強いことでしょう。核家族化が進み、女性の就業率が上がり、高齢社会になっていくなかで、「ちょっとした手伝いや援助」がとてもありがたいと思えることがたくさん出てきています。老いても、障がいを持っていても、病気をしても、幼児や赤ちゃんをかかえても、男女を問わず人間らしく豊かに生きてゆくことを目標にした助けあいの輪を「アビリティクラブたすけあい」(ACT)と共に、小平でひろげてゆきたいと思います。
私たちのつくるワーカーズは、ひとりひとりの出資と民主的な運営によって共有される、非営利の福祉団体です。お互いが、サービスの担い手となり時には受けてとなりながら、日頃の経験や技能、労力を出し合い、誰もが共に働けるような新しいしくみを作っていきたいと思い、ここにたすけあいワーカーズ「らいふえいどin小平」(LAK)を設立いたします。(1998.7.22)