以前、訪問介護をしていると様々な別れを経験すると書いたのですが、今日ご紹介する本は、まさにこの仕事にも関係してくる本です。
著書である大津さんは、緩和医療医(=終末期医療の実践医)であり、1,000人を超える末期患者と接してこられ、その患者の方々の真の想いが垣間見られます。
健康を大切にしてこなかったことの「健康・医療編」から自分のやりたいことをやらなかった、会いたい人に会っておかなかった等の、「心理・人間編」と「社会・生活・宗教・哲学編」等、全6章から成ります。
25項目すべて当てはまることは無いとは思いますが、いくつかは当てはまる項目があるのではないでしょうか。
日々雑務に追われるような毎日ですが、その時ではなく、今から悔いのない生活を送れるよう、一旦立ち止まって考える時間を持とうと改めて思った本でした。
内容