介護ベットや電動車イスなどの福祉用具で、高齢者の事故が相次いでる。
65歳以上の高齢者がケガをした事故は、5年間に134件。死亡事故が49件、骨折など重傷事故51件にのぼっている。(NITEの集計より)
5年間の死亡事故の製品別では、介護ベットと電動車いすが22人ずつ、介護手すり4人、介護リフト1人。
介護ベットでは、柵や手すりとベットの隙間に頭や体を挟み込んで死亡したり、手足を挟んでケガをする事故が目立った。カバーやクッションで隙間を覆う対策が必要。
電動車いすでは、用水路や河川への転落事故や、踏切の遮断棒を折って侵入し電車と接触したケースもあった。
事故防止のために、幅が狭い道路やガードレールがない通路を走行する際は、路肩に寄りすぎない、転落の危険がある場所や踏切内では使用を控える、体調不良時には運転しないなどが必要。
講習会に参加し、正しい使用方法を取得してから使用することも事故防止には重要である。
(日本経済新聞より引用)
NITEは注意喚起
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